共喰い あらすじ
田中慎弥 芥川賞
第146回(平成23年度下半期) 芥川賞受賞
田中慎弥の「共喰い」の あらすじ・ストーリー紹介
〓共喰い 内容(あらすじ・ストーリー)〓
昭和63年・・・
17歳の遠馬は怪しげな仕事をしている父とその愛人
琴子さんの三人で川辺の町に暮らしていました
別れた母も近くに住んでおり、川で釣ったウナギを母
にさばいてもらう距離にいます
日常的に父の乱暴な性交場面を目の当たりにして
嫌悪感を募らせながらも、自分にも父の血が流れている
ことを感じています
同じ学校の会田千種と覚えたばかりの性交にのめりこんで
いきますが、父と同じ暴力的なセックスを試そうとして
ケンカをしてしまいます
一方、台風が近づき、町が水にのまれる中、父との子を
身ごもったまま逃げるように愛人は家を出てしまいます
怒った父は、遠馬と仲直りをしようと森の中で遠馬を待つ
千種のもとに忍び寄っていき・・・
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